読書を通じて学んだこと
Blog5日目。初めて早朝に記事を書いてみた。
読書は学びと刺激、そして人生の豊かさをあて与えてくれる。
そして読書は、多くの体験を経験へと変化させてくれる。
人間関係での問題が生じた時、僕は大抵相手が悪いと考えてしまい”もっとこうしてくれればいいのに”と心の中で思ったり、相手を責めて相手に変わってもらおうとばかりしていて、自分が変わる事からは目を背けてきました。
しかし、本を読み重ねるうちに人間関係の悩みの原因はすべて自分にあるという答えに辿り着きました。
人は自分が変わりたいと思わない限り、人に変えられる事に対して抵抗します。
僕も人の意見に対して、素直に受け入れられる時と、そうでない時があります。
その差は何かというと信頼関係が構築されているかされていないかの差だと思います。
信頼関係が構築出来ている人の言葉は、素直に受け入れられるけど、そうでない人の言葉は素直に受け取れない。むしろ反発しようとします。
理想は、すべての関わる人たちと信頼関係がスムーズに構築され、人との関わり方で悩むことなく、会話やつながりを楽しめるのが一番良いと思います。
しかし、信頼関係を築くのは簡単ではないから人間関係で悩む人が多いのだと思います。僕自身も信頼関係を築くのがとても苦手で大変苦労してきました。
でも、信頼関係を構築するには相手を変えようとせず、自分が変わる事を意識するようになってから関係構築がスムーズになり、人間関係で悩むことが大幅に減りました。
信頼できる人、信頼できない人、両者を分けているのは自分です。
自分の中にこの人は信頼できる、信頼できないの判断基準があり、その自己基準によって人を分類しているだけのことです。
人間関係の問題は、自分が信頼できていないと感じてしまう人との間で生じます。
性格が合わない人や価値観が合わない人との間に発生する、意見の食い違い、行動の不一致等によりその人との間に目に見えない心の違和感が生じ、その違和感が次第に大きくなってそして目に見える形として現れるのがハラスメント等の社会問題です。
ハラスメントのような大きな問題に発展せずとも誰しもが人と関わる中で、心の違和感を感じていると思います。
なぜなら…
自分と全く同じ価値観、考え方、経験値を持った人間なんていないからです。
これは、みんな知っているし、理解できることだとも思います。
この人は良い人はこの人は悪い人とわざわざ分類しているのは自分です。
その分類を辞め、その人のいい部分、尊敬できる部分を見つけるように意識するだけで人間関係の問題は格段に少なくなると思います。
これが、全ての人間関係の問題を解決する方法では無いですが、解決の糸口にはなると思います。
それでもこの人だけは無理と思う人がいる場合は、付き合いをやめる勇気を持つことや環境を思い切って変える事、結局は自分の考え方や行動を変えるしか問題の解決にはつながりません。
人間関係の問題が発生した時、僕はその人との違いにフォーカスをし、その人と自分は何が違うのかを冷静に分析します。
そして、その違いが分かったら自分のその人への捉え方を変えていきます。
まずその人との違いを知るためにはその人の情報が必要です。
その人の行動をいつも以上に観察したり、自分からその人に積極的にコミュニケーションをとり自分との違いを認識し、その人の考えや価値観に少しずつ触れていきます。
ここで重要なのが、このプロセスの中で自分との違いを見つけた時に良い悪いのジャッジをしない事です。
結局、相手との違いを認識しようとしているのに、相手の情報に触れるたびにジャッジしていると結果、相手をより嫌いになってしまう可能性もあります。
これは、意識しないとなかなか難しいかもしれませんがこれができるようになると普段意識しなくても、人と自分の違いに対してジャッジしなくなり、相手のことをそのまま素直に受け入れられるようになります。
僕自身もまだまだ、意識しないとできない領域の所ですが人と関わる際は心掛けています。
特に初対面の人の時は、意識してます。
初対面の人ほど、第一印象でその人をジャッジする傾向が強くなるので特に意識しています。
リーダーシップや人材マネジメントの本に信頼関係の重要性が多く取り上げられておりその本のお陰で、このような考え方に辿り着くことができました。
読書により自分の考えが深くなっていっているのを実感してます。