自分の人生を豊かにする最高のコト化は、自分の本を書くこと。

 

毎日Blog更新18日目。

 

今日のテーマについては、僕自身の妄想で書き記してみたいと思います。

 

自分の本を書いたことがある人は、ごく少数であり、僕の身近な人の中にも、もちろんいません。そして僕自身も書いたことはありません。しいて言えば今継続しているBlogの毎日更新がそれに近いのかもしれません。

 

本を書いている著者さんは、自分の経験、知識、そして思想やビジョン等の個人情報を世の中の人々に向けて発信するためのツールとして本を書き出版しています。

本を出版している方々は、人生において素晴らしい経歴や輝かしい地位や名誉、名声を築いてこられ、周りからは成功者という認識をされている方々なのではないかと思います。

やはり、そういった方々の人生の物語は面白いし、刺激や勇気、そして感動を与えてもらえます。そして本からは、多くの気付きや物事の捉え方、考え方そして知識を与えてもらえるので、自分の知見も深まります。

 

なので、自己成長する上で、本の存在はなくてはならないと思いますし、人生の豊かさを手にしたいのであれば読書は必須の習慣で無ければならない、そう僕は考えています。

そんな読書以上に、自分の人生を豊かにする方法がないかと考えた時に、自分で自分の本を書くことが人生を豊かにする一番の方法なのではないかと思いました。

 

自分の人生の豊かさを手に入れるという事は、今手に入れている人生の豊かさに自分自身が気が付くことだと思います。

現代の日本人は、自分の人生は豊かではない、恵まれていない、足りていないと思い込んでいる人が、圧倒的に多いように思います。ぼく自身もそのうちの一人です。

その思い込みの原因は、他者との比較にあります。

 

お金、地位、家、車、家族、恋人、学歴、会社、資格、人脈、持ち物など目に見えて比較できるもので、自分の人生は豊かなのか、そうでないかを判断してしまっています。

 

しかし、豊かさの本質は、物質的なもので図るものではなく、精神的なものの中に存在すると僕は思います。

そして、その精神的なものとは、自分の内面である心です。

 

すなわち、自分の心の満たされ具合が、人生の豊かさレベルに比例しているのです。

今の日本は、物やコトで溢れており、自分の価値を指し示す指標として、使われることが多く、物やコトは目で見て誰もが実感できるものだからこそ、それに囚われてしまいそこに自分の価値を見出そうとするのだと思います。

物やコトは自体は、人の心を満たすためのツールであって、それ自体から自分の豊かさを得たり、物やコトに自分の心を転移させることは出来ません。

物やコトは、時間の経過や時代の変化と共に腐敗や劣化そして風化していきます。

そうなると、また新たな物やコトを求め、いつまでも自分の心が満たされることがない欠乏状態が続き、結局本当の豊かさに気付くことなく、人生が終わってしまいます。

 

本当の豊かさは、心というとても近い場所に存在しているからこそ、気付きにくいのかもしれません。

 

本当の豊かさに気付くことができ、毎日当たり前のことに感謝の気持ちを持てている人は常に心が満たされており、幸せに溢れた人生を送っているに違いありません。

そんな人生を送るためには、まず自分の心と向き合い、自分は恵まれているのだという事に気付き自分の存在価値の高さを理解することです。

そして、自分の本を書くことこそが、そんな人生を叶える方法のひとつではないかと、直感でそう思いました。

 

実際に、僕自身、本を書いたことが無いので、ここからは妄想の話になるのですが、

本を書こうと思った時、まず最初に考える事は、「何を書こう?」だと思います。

書ける内容は、人それぞれで、お医者さんなら医学について、学校の先生なら教育について、子供を持つお母さんなら育児について、その人の経験値や知識、価値観や考え方などが本に反映されます。

そして、それらの情報はどこにあるかというと、自分の頭と心の中です。

もしかしたら、普段からBlogや日記をつけている人は、外部記録から自分の情報を得る事が出来るかもしれませんが、殆どの方が、自分の内部記憶から本を書くのに必要な情報をOUTPUTすると思います。

この内部記憶の中に自分の書きたいことが眠っています。

なので、本を書くという作業を始めることで、自分の中に眠っている内部記憶を呼び起こし、必要な情報にアクセスすることができます。

この、プロセスを通して得られるものが”自己理解”です。

 

そして、今まで眠むらせていた、自分の可能性の蓋を開くことにもつながります。

 

本を書き始める事で、自分の内面と向き合う時間ができ、その時間を通じて自分の経験や知識、価値観、考え方といった自分の本質を知り、自己理解が進んでいきます。

 

その自己理解が進むことによって、自分が人生で大切にしている価値観に気付いたり、自分は色々な人に恵まれ、色々な経験を積み、どんなことも乗り越えてきたからこそ今の自分が存在していると実感できると思います。

 

他者への感謝や思いやりの気持ちも同時に湧いてくるかもしれません。

 

本を書くという、最高のOUTPUTプロセスを通じて、充実感、満足感、そして達成感を味わえるような気がします。

自分の本を書く事こそが、豊かな人生を手に入れる最高の方法の一つではないかと思っています。