なぜ結婚相談所を開業しようと考えたのかについての経緯。

毎日Blog17日目の更新。

 

今日は、自分の今現在に至るまでの経緯について簡単に記事に記してみる事にしました。

 

僕は今、結婚相談所開業に向けての準備をしている。

税務署に開業届をさえ提出すれば、僕も個人事業主の仲間入りである。

 

20代の頃から、いつか自分も独立し会社経営をしたいという夢は持っていましたが、

当時の自分は、何が向いていて、何をすれば成功できるのか、、そして何がしたいのか全く想像すらできていませんでした。

ぼんやりと、独立する=お店を持つみたいなイメージがあったので、自分はどんなお店を開こうかなと考える事はよくありましたが、明確な答えは持ち合わせていませんでした。

19歳~23歳までフリーターで多くのアルバイトを経験し、その経験の中で、自分は人と関わりその中で喜びを感じられる仕事が合っているなと実感し始め、人と多く関わることの出来る仕事を選ぶようになりました。

この時は、あまり物事を深く考える習性は持ってなく、なおかつ自分自身の判断基準も定まっていなかったので、殆どの選択は直感によるものが多かったように思います。

そして、その直感を頼りに、スターバックスへ入社させて頂きました。

その当時、スターバックスには片手で数えられるくらいしか言ったことが無く、敷居の高い印象と、働いているスタッフの皆さんが、いつも笑顔で楽しそうに仕事しているなという印象を強く持っていました。

その当時、僕も大手飲食チェーンでアルバイトをしていたのですが、忙しくなると殺伐としていて、楽しむどころか、戦争だーみたいにいう人もいる位、ネガティブな環境でした。なので、僕の中のそれまでの飲食店のイメージは、忙しいと殺伐とし、暇だとダラダラする。あとは、お客様を大切にするという概念が乏しく、”さばく”という感覚で接客をしていて、常に自分たちの都合を優先に働いていたように思います。

 

なので、スターバックスに入社する以前の僕は、飲食店での接客経験はあったのですが、あまり接客を得意としておらず、むしろ苦手分野でスターバックスの接客とは程遠い不愛想な感じの接客をしていたように思います。

 

そして、入社から7年後、店長として自分の店舗を持ち、理想の店舗ビジョンを掲げ、その実現に向け日々邁進していました。

店長になり2年ほど経った頃、業務にも余裕が出てきて自分の今後について考える時間が増え、自分の本当にやりたいことはなんだろう?自分が今以上にやりがいを感じながら楽しんでできる仕事は何だろう?と考えるようになりました。

 

すぐには、答えは出ませんでした。

 

それから、スターバックスのお仕事の中で、自分が時間も忘れて夢中になり充実感を感じられることは何かに意識を向け、仕事に取り組むようになりました。

接客への苦手意識は、ずいぶん昔に無くなっており、気付いた時には特にな分野の一つになっていました。がしかし、接客に対してもっと磨きたい思うほどの情熱はなく、物を売る接客業に自分の夢を見出せませんでした。

コーヒーに対しても、飲むのは好きだが、極めたいと思う気持ちはなく、これも自分の夢には相当しないと思いました。

その中で、1番自分が情熱持って時間を費やすことができたのが、人材育成でした。

しかも、業務を教える事ではなく、その業務を通じて、どう人間力や感性、思考力を高めるかをアドバイスしたり、一緒に考えたり、それが可能になる仕組みを考える時間が自分にとって一番情熱を持って取り組める時間でした。

 

これが、自分の夢につながるヒントだと確信しました。

 

僕は、人が変わっていくプロセスを見るのが大好きで、しかもその成長のプロセスの中で自分が関与しているが実感が持てると、充実感と満足感で満たされ、心からその人の成長を喜べ、自分自身の存在価値も高まる感覚を得る事ができます。

それに気付いてから、自分の人生の貴重な時間を、人の成長の為に使いたいと思うようになり、少しずつ自分のしたいことの方向性が定まってきてました。

 

しかし、具体的になにをするのか、ターゲットは誰なのか、いつから始めるのかなどの具体案は思い浮かばず、日々模索していました。そして、すぐに独立する勇気もなく、一旦、人材に携われる会社に転職後、そこで自分のビジョンを明確にしてから、独立しようと考えてました。

具体的にどこに転職するかを決めないまま、スターバックスを退職する旨を伝え、自分が前に進むことしかできないよう、退路を断ちました。

 

その自分が追い込まれた中で、見つけたのが結婚相談所加盟オーナーの募集でした。

それまで、僕の中にブライダル業界の選択肢など微塵もありませんでした。

しかし、この募集を見た時に、本能的に面白そうと直感で感じ、すぐに説明会参加のメールを送りました。募集を見つけてから説明会参加のメールまでの判断に迷いはなくすぐさま送りました。

 

その後、説明会で実際の業務内容を聞いていると、次から次に自分ならこうする、こんなこともできそうとどんどんアイディアが湧いてきて、自分なら出来るという気がしていました。

全く未知の業界であるにも関わらず、とても魅力的な仕事に思えた自分の直感を信じてチャレンジしてみようと思いました。

 

理屈ではなく、自分の直感に従った決断だったので、自分なら必ずできると信じていますし、開業後の事を想像すると、期待感が高まります。

しかし、その一方で不安要素も多くあり。

集客方法や会員様が集まらなかった時の事など色々と考えてしまう自分がいて、覚悟の弱さを実感してしまいます。

今現在、色々な葛藤と戦いながら、少しずつ前に進んでいます。

 

自分の人生の中でもとても刺激的な時間を日々過ごせています。