信頼関係構築において、大切な要素とは。

 

毎日Blog、34記事目の更新。

 

昨日に引き続き信頼関係をテーマに、記事を記して見たいと思います。

 

他者との信頼関係構築において、最も重要になる要素が自己信頼である。

自己信頼とは、自分が自分に対して価値がある。自分は必要とされている、自分は人の役に立つことが出来ているなど。

自分の行動や考え、発言や存在について不安や心配はなく、自分の存在に対し安心感を抱ている状態の事である。

 

この自己信頼度の高い人は、誰に対しても臆することなく自分という人間を表現することができ、尚且つ相手の存在も認め、受け入れる事ができるので、人間関係においての悩みを抱くことは少ない。

どんな人とでもスムーズにコミュニケーションが図れるため、多くの人と人間関係を構築することができ、自分で自分を信頼できているので、周りの人達からも信頼される存在になりやすい。

 

過去の僕の自己信頼度は、今に比べるとかなり低かった。

 

以前の僕は、人に対し好き嫌い、合う合わないと思うことがとても多くあり、よく人間関係においてトラブルを起こしてしまっていた。

そして、そのトラブルの原因は、自分ではなく相手に原因があるという考え方をしてしまっていた。

特に、自分と相性の悪い人に関しては、自分の接し方をどう変えるのかではなく、相手に変わってもらう事ばかりを考え、関係が良い方向に発展しないのは、相手が僕の考えや意見を理解しないのが原因だと思い込み、僕自身が変わる事からは大きく目を背けてきました。

信頼関係構が構築できない原因を他責にしていた結果、どこの環境に移っても人との関係に悩んでいました。

 

そして、もうひとつは、僕自身が自分の事を信頼できていなかった事です。

自分を信頼してくれている人や必要としている人に対し、自分から距離をとってしまいその人を避ける傾向にあった。

これは無意識の反応で、3年程前まで自覚はなかった。

 

なぜ、そのような行動をとってしまったかというと、僕の過去、人に裏切られたり、信頼している親友が離れていったりした記憶があるからだ。

そのため、僕に対して信頼を寄せてくれたり、必要としているのを感じた時、僕の中でその人に裏切られたくないという気持ちが発生し、そして無意識下の反応として、僕を信頼し、必要としてくれている人から裏切られる前に、自ら距離をとったり避けたりという行動をとってしまうのだ。

 

潜在的無意識が、嫌な経験を繰り返し僕を傷つけないようにする為、このような行動へと誘導していたのだと思います。

 

そして、その根本原因は、自己信頼度が低さです。

僕を信頼してくれている人に対し、本当に信頼してくれているのだろうかという疑念の心を抱き、裏切られるのが怖くて自分から遠ざかる。

 

自分に自信がなく、人から信頼される価値が無いと自分で思い込んでしまっている状態でした。

 

しかし、人を心から信頼するためには、まず自分が自分を信頼することが大切という事に気付き、それから自分の良い側面やできた事、頑張った事に少しずつ目を向けるようにしました。

そして、今では自分から距離を置く事や人を避ける事がなくなり、どんな人とでも自然コミュニケーションが図れ、相手を信頼する事ができるようになってきました。

 

しかし、自分のコミュニケーションスキルや関係構築スキルにおいては、まだまだ改善の余地があります。

課題としては、信頼関係構築までのスピードを上げる事と相手に気付きを与えられるコミュニケーション力の強化、あと一つが傾聴スキルです。

 

それらのスキル向上のためには、まず自分自身のコミュニケーションの取り方を、客観的に観察し具体的な改善ポイント見つけ、それをノートに書いていくことが有効だと思ってます。

まずは自分のスタイルを認識するところから始め、1年かけて少しずつ改善し、そのプロセスの中で自己理解を深め、自己信頼度の強化につなげていきたいと考えてます。

 

1年後の自分が大きく変化するために、他者と自分への信頼残高を少しずつ増やしていきたいと思います。