自分を知り、理解することが自分を楽しむための最大の近道である。

 

毎日Blog、54記事目の公開。

 

最近、自分自身と向き合う時間が増え、自分とは?という事を考える事が多くなってから、自分の行動、言葉、感情、思考を客観的に観察するようになってきた。

 

行動の面においては、何かを初めてする時や初めて使う物に関してとても慎重にかつひとつひとつの事に意識を向けて行動している自分に気付いた。

ひとつひとつの自分の行動に意識を集中し、頭の中でやり方を確認しながら、五感を通じてそれを感じている。

だから最初は、とても丁寧にゆっくりと行動をする。

 

人によっては、初めてすることは失敗する確率が高く、その失敗を恐れて行動がゆっくりになる人もいますが、僕の場合は、失敗を恐れる傾向は無く、むしろ少し慣れてくるとどうしたら失敗するのかをやってみようとも考えます。

 

僕は行動に関しては、慎重派だと実感したし、このプロセスを毎回踏んでいるからこそどんな状況でも質の高い抜け漏れのない仕事ができるのだと思った。

 

言葉に関しては、相手がネガティブと思うであろう言葉は、一切発しないように心掛けています。「疲れた」「だるい」「面倒くさい」「できない」「やりたくない」「嫌い」「やる気がでない」「鬱陶しい」など他にも多数存在しますが、ネガティブな言葉というのは、相手が聞いて嫌な気分になる、もしくは、その言葉を聞いても笑顔になれない言葉です。

 

最近では、周りのみんなが暑い、暑いと言っているが、僕は自分から一切暑いとは言いません。暑いという言葉を発しても、涼しくなるわけでもなく、その暑いの言葉の裏側には「暑くてだるい」や「暑くてやってられない」などのネガティブな気持ちが隠れていて、それは一種の不満です。

 

しかし、暑いという言葉でも、「暑い中ご苦労様です」とか「暑いから体には気を付けてね」という相手を労らったり、気遣うような意味での暑いという言葉は積極的に使うべきだと思います。

 

自分の発する言葉は、誰が一番聞いているかというと、自分です。

 

自分の口から発する言葉で、自分の気持ちの持ちようが変わります。

 

そして、相手を笑顔にする言葉や、元気を与える言葉は、相手にプラスのエネルギーを与え、それと逆の言葉は、人からエネルギーを奪います。

 

人は、エネルギーを与えてくれる人と奪う人、どちらの人と一緒に居たいと思うでしょうか?

僕は与える側の人間で在りたいという意思を持っているので、人が笑顔になれる言葉を積極的に使うよう意識して言葉選びをしています。

 

あと、感情面においては、自分の中から自然と湧き上がってくる感情に対してなぜ?と問いかけるようにしています。

なぜ僕は、嬉しいのだろう?

何が面白くて僕は、笑っているのだろう?

何が不満で、僕はイライラしているのだろう?

何が不安で、僕は気分が落ちているのだろう?

 

といったように、人の感情にはなにかしらの理由があります。

 

その感情に対して、自問自答する事で自分という人間をより深く理解することができますし、自分の感情の動く理由が分かれば、嬉しいという感情を味わうためには、自分は何をすればいいのかが必然的に分かるはずです。

自分がどんな感情を味わいたいかは、自分で選択できます。

その為の行動が分かれば、意識的にその行動を自分で選択し、行えばいいだけのことです。

 

自分の感情の理由が分からない人が、無意識に沸き起こる感情に振り回され気分の乱高下が起きやすくなります。

そして、大概の人は、それを人のせいにしたり、自分はダメな人間だと自分で自分を責めたりしてしまいます。

 

以前の僕はそうでした。

 

今の僕は、自分と向き合う時間が増え、自分という生命体の特長や性質が前よりも解明されつつあります。まだまだ謎の部分も多いですが、この分析を継続して行い、自分という生命体の活かし方をマスターし、より自分をそして人生を楽しみたいと思います。