信頼関係構築スキルを磨く事こそが、人生を豊かにする大きな要因である。

 

毎日Blog、33記事目の更新。

 

人の悩みの多くは人間関係によるものだが、その根本にあるのは、人との信頼関係構築が上手くできていないことに原因があると思う。

僕自身、人間関係に関して多くの苦労をしてきた。特に女性とのコミュニケーションは苦手でしたでした。思い返してみれば小学生の時から自分から積極的に話かける事はせず、運動全般が得意だったので、それで目立って注目を集めようとしていたのを思い出す。

体育の時間や運動会、マラソン大会に球技大会は良いところを見せようといつも張り切っていた。特に高校の時は、足が速かったののが幸いし自分い注目が集まる機会が何回かあった。それをきっかけにコミュニケーションが生れ、周りの人との親交を深めていっていた。

 

今でもだが、僕自身のコミュニケーションスタイルは、積極果敢に攻めるタイプではなく、じっくり相手の特長を観察しつつジワジワと相手との距離を詰めていくタイプである。

 

それは、昔から変わっていない気がする。

 

しかし、その頃と大きく違う点がある。それは、自分のコミュニケーションスタイルを自覚しているかどうかの違いである。

今は、自分のスタイルを自覚し、相手との距離感を図る感覚が身に付いており、この距離感だとどんな会話が効果的か何となくわかるが、自分のスタイルに気付くまでは、ただの人見知りだと思い込んでいて、コミュニケーションはいつも受け身で、それが上手くいくこともあるし、失敗することも多々あった。しかしその失敗から自分のコミュニケーションスタイルを見出し、自分のものにしていけたように思う。

なので、今は人間関係で悩む時間は、1日の思考の内0~5%以内くらいだと思う。

 

そして、今では、女性とのコミュニケーションも緊張することなく、むしろ男性よりも自然にコミュニケーションが取れているように思います。

女性がメインの環境で長く働いていたというのも、スキルが磨かれた大きな要因だとは思いますが、自分のコミュニケーション力に課題を感じ、課題克服のため自分と向き合い自己改革する努力をしてきたのが最大の要因です。

 

そして、コミュニケーションスキルが高まることで、相手との関係性がスムーズに築けるようになっただけでなく、深く構築できるようにもなってきている。

そして、深い信頼関係が構築されると、僕という人間の存在を、必要としてくれる瞬間が多く生まれ、その度に僕は、自分が存在している意味や価値を感じる事ができている。

そのお陰で、僕は今も生きているし、この世界に必要な存在という認識を持てている。

 

日本の年間の自殺者数は2万人弱いる、1日に置き換えると50人程の人が、自分で自分の命を絶ってしまっている。

その理由は様々あるとは思うが、その一つに人との信頼が上手く構築できず、自分はこの世界に必要のない存在だと強く思い込んでしまい、自分で命を絶っているケースも多いように思う。特に若い年齢の方に多い気がする。

 

僕は、学校教育においてもっと信頼関係構築の重要性や、その為に必要なスキルを教えるべきだと思う。

コミュニケーションは自己責任の部分もあるが、そこを本人任せにするのではなく、そのコミュニケーション能力が一番必要で、尚且つ一番発達する学生時代にもっと知識としてINPUTすべきだと思う。

それが教育ではないのだろうか?

教育は、その人の人生がより豊かでかつ社会に貢献できる人に育てるところに本質があると思う。

自分がひとりの人として存在し、周りに認知され、そして他者や社会に貢献できている実感を持てていたら、人間関係が原因の自殺は無くなると思います。

 

その為には、人との信頼関係を構築するスキルを身に付ける事が非常に重要で、それを教育の場で学べる機会を増やすことが、今の日本には必要だと思います。

 

僕は、社会に出てからそれを学べましたし、それを学べる環境と教えてくれる仲間に恵まれたことが、とても幸運でした。

 

今後も、Blogを通じて信頼関係構築の重要を伝えていければと思います。