これからの時代、信頼を得ている人の数がその人の存在価値を高めることになる。

毎日Blog、32日目の更新。

 

僕が信頼している人、僕を信頼してくれている人は、今何人いるのだろうか?

信頼は、数値化できない無形の価値で、人それぞれその価値基準は違います。なので、一概に信頼できてる、できていないと言い切れない側面があります。

 

僕が、会社という組織に所属している時は、会社が枠組みを用意してくれて、そこで働きたいと思った人たちが集まり、会社の仕事を通じて共通認識を持ったり、互いの事を知り、そして信頼関係を構築していた。

なので、今までは、枠組みありきの信頼関係の構築をしていたが、これからは、その枠組みは無く自分で作り、その枠の中に人を集め、そして関係構築を進めなければならない。

 

起業し、これからビジネスを行う上で、僕がやり続けないといけない重要事項は、

「商品を作る事」と「仲間を作る事」。この2点です。

商品を作る事とは、常に時代のニーズを読み取り、今、そして未来の人々に喜ばれる商品を開発したり、既存の商品をよりよく改良し続けることです。

 

そして、仲間を作る事とは、自分を信頼してくれる人、応援してくれる人、自分の価値を必要としてくれる人を増やすことです。

 

結婚相談所の販売する商品は、「結婚」という”モノ”ではなく”コト”を扱っています。

そして、”コト”を販売する上でとても重要になるのが、それを売る売り手の魅力と信頼度です。

”コト”を商品にしている代表的な例でいうと、テーマパークが挙げられます。

テーマパークにお土産やご飯の”モノ”を第一の目的に行く人は殆どいないと思います。

目的の多くは、テーマパークでの時間を楽しむ事だったり、非日常を体験する事に価値を感じ、お金を払っているのだと思います。

そして、そんな非日常空間の価値の決め手になるのが、そこで働いてる人たちです。

 

もしも、そこで働く人たちが、ダルそうに働いてたら、どうだろうか?

もしも、働く人に笑顔がなく、機械的な働き方をしてたら、そこに感動は生まれるだろうか?

 

テーマパークがあれだけ人々の支持を得られているのは、もちろん唯一無二のアトラクションがあることもそうですが、僕は働く人たちが、自分の仕事に誇りを持ち、そしてその仕事を楽しみながらお客様へテーマパークの素晴らしい価値を届け続けているからだと思います。

 

そして、そこに生まれるのが”信頼”です

 

信頼は、目には見えない無形の資産です。

信頼を積み重ねていくことで、”モノ”や”コト”そして”人”の価値は高まり、お金という 有形の資産と交換できます。

 

人は、価値あるものにお金を支払います。価値=信頼なので、言ってしまえば、信頼のおけないものや人にお金は支払いません。

 

そして、これからの時代、「信頼の数」×「信頼度の高さ」がその人の価値になります。

会社に属していると、社内での信頼の数と高さが出世に影響します。

 

個人で起業する場合、商品力はもちろん必要ですが、何よりもその人が社会からどれだけ信頼を得られるかが事業の成否を左右します。

 

しかし、信頼というのは目に見えない無形資産の為、査定ができないのが難点です。

 

会社に属していると特に分かりにくいです。

会社の給与水準がその人の価値基準になるので、その人の本当の価値とは言えませ。

もしかしたら、会社という枠を飛び出し社会の中で自分の価値を試した時、会社にいた時とは比べものにならない数の信頼を得る事ができ、それがその人の価値となり多くのお金を生み出すかもしれません。

 

しかし、会社にいると社内の規則や給与水準、上司の価値基準に従わないといけないので、生み出せるお金と得れる信頼の数には限度があります。

 

今の自分の価値に満足しているのか、それともまだまだ自分の価値を高めていきたい意欲があるのかによって、自分の居場所を選択できるのが今の世の中の良い部分です。

 

どちらにせよ、信頼は、無いよりある方が良いしその数も多ければ多い方がいい、そして互いの信頼の度合いを高め続ける事で、互いの人生は豊かで幸福に満ちたものになると思います。

これからの時代は、多くの信頼を得ている者が、人生の成功者になっていくのだと思います。