焦りを感じる事ができれば、人は成長できる。

毎日Blog、40日目の更新。

 

僕は、最近焦りという感情をよく感じることがあります。

その多くは、今の自分の状況に関してと将来に対しての焦りです。

 

結婚相談所開業に向けて、ゼロからのスタート。

今できる事は、情報を集め、人脈の活路を見出す方法を考える事だが得策は浮かばない。

そして、資金面では、収入の見込みが全く立っておらず、アルバイトで何とかやっていっている。

この状況で、焦りを感じない人は居るのだろうかと思う。

 

人間として生きている以上、焦りという感情を体験した事のない人はいないだろう。

 

焦りは、色々な場面で出てくるものだだ。

例えば、会社に遅刻しそうな時やスマホを失くした時、依頼されていた資料が期日までに間に合いそうにない時、事故した時など、自分の立場が危うくなる場面や、生命的危険な状況にさらされている時などに焦りという感情は、自然と湧いてくるはずである。

 

個人的に、焦りの感情とは、自分に対しての危険信号であると解釈している。

 

焦りを感じないという人は、言ってしまえば、赤信号でも平気で交差点に突っ込んでしまう人と同じである。

なので一見、焦りの感情は、ネガティブなように思えるが、この先に危険が潜んでいるという事を感情を通じて教えてくれている。

人間は、焦りを感じる事ができるからこそ、危険を回避し、死ぬこと無く生きていくことができている。

 

という事は、焦りは、赤信号と同じ役割を果たしてくれていて、焦りを感じたら一旦立ち止まる事をしなければならない。

そして、焦りの感情が収まるまで行動はせず、冷静にその状況を把握し自分が今、何をすべきか考察する必要がある。

そうすれば、時間の経過とともに自分のすべきことがハッキリ見えてきます。

自分のやるべきことが見出せたのなら、迷わず前進です。

 

逆に、焦りを感じたまま、何かをしなければと行動してしまうと、自分の焦りを助長してしまう結果を導いてしまったり、後々、後悔するような判断をしてしまいがちです。

 

そうならないためには、まずは焦りを感じている自分に気が付く事です。

 

信号でも、赤信号に気付かなければ、そのまま交差点に突っ込んで事故を起こしてしまいます。

信号と同じで、まずは自分が焦っている事に気が付く事が重要で、気付いたら立ち止まります。

焦りの感情に気付き、立ち止まり、そして何に焦っているのかを冷静に考えます。

 

そして、焦りの原因の考察ができたのならその対策を考え、行動に転ずる。

 

なので、焦りを感じたら、まずは自分の内面と向き合う時間を設ける事が大切です。

 

あと、焦りを感じやすい人は、人や物の見方が限定的な人だとも言えます。

周りから見れば焦るような状況でもないのに、ひとり焦っている人ってよくいます。

 

それは、その状況を多面的に見る事ができず、主観でしか見れていないため起こっていると思います。

主観とは、自分の過去の経験が作り上げているただの幻想です。

 

その主観に縛られすぎている人は、客観的に自分を観れなかったり、状況を俯瞰して捉える事が難しく、いつも何かに焦ったり、怯えてとても生きずらそうにしてます。

 

しかし、主観に洞察力が加われば、自分の経験を人のために活かすことができるようになるので、主観が人の役に立つとても価値あるものになります。

そして、焦りの感情を経験した回数が多ければ多い程、同じ経験をした人との共感性を生み出し、多くの人とその経験を共有できます。

 

その共有こそが自分の洞察力を磨く大事なプロセスになります。

 

そして、焦りの感情をノートに記録しておくことで、その記憶が今後多くの人との信頼関係構築のツールになると思います。

 

焦りは、人の成長の過程で必ずやってくる感情で、この感情を無視して人は成長を手にする事は出来ません。焦りを感じたら、立ち止まり、自分の内面とじっくり向き合い、そして、自分のやるべき行動を見出したのなら迷わず進む。

 

僕は現時点で、焦りという感情をこのように解釈しております。