感情コントロールをするためには、物事を判断している自分に気付き、その判断を手放すことである。

 

毎日Blog、41記事目の更新。

 

現時点での僕のBlog更新目標は60記事である。あと20日間更新し6/26日に目標達成である。

そして、Blog文字数トータル10万文字達成を、もう一つの目標として掲げている。

 

これからもBlogを通じて自分の考えや知識、経験を共有しつつ自分の思考力や文章力もさらに高めていきたいと思ってます。

そして、Blogは自分の思考力を磨くには、最高のOUTPUT手段だと感じています。

Blogを書くことで頭の中の色々な情報が整理され、脳内がスッキリ整頓される感覚があります。

 

あと、脳内がスッキリした分、情報を取り入れやすくなり、読書に対するモチベーションが高まったり、普段見えない情報や気付けなかった事、考えなかった事が考えられるようになったりと、INPUTの感度も非常に高まります。

 

そして、多くのINPUTをする上で、今、僕自身が身に付けたいスキルのひとつに

「物事をフラットに見る」というものがある。

言い換えるならば、物事や人に対し白黒の判断をしないという事です。

 

人間は、情報を五感を通じて取り入れます。

その時、どうしてもその情報に対して、「好き嫌い」、「良い悪い」、「有り無し」など、自分の価値観や経験則を基準に白黒どちらかに判断してしまう傾向があります。

 

物事をフラットに見るとは、物事や人に対して白黒の判断をせず、一つの事象として捉える事です。

フラットに見る事で、自分の感情のコントロールを行い、周りの物事や人に対し、いちいち自分の感情を乱されないようにするための思考法です。

 

例えば、タバコをポイ捨てする人に対し、多くの人はその行為に対し嫌悪感を抱くはずです。

タバコのポイ捨ては、街の景観を汚したり、ポイ捨てが原因で火災を引き起こす可能性もあります。

そういった事を平気でする人に対し、嫌悪感を抱かない人はいないのではないでしょうか。僕もそうです。

 

しかし、ポイ捨て行為を見て、その人の対し嫌悪感を抱いたところで、その人がタバコのポイ捨てを止める事には、なんら影響しません。

恐らく、ポイ捨てをする人は、罪悪感を感じながらポイ捨てをしていないと思いますし、むしろ無感情でそういった事をしているのだと思います。

 

その無感情の行為に対し、それを見ただけで自分の感情が乱されるのは、無駄なエネルギーの消費であり、できるならその感情の起伏は無くしたいものです。

 

多数決でタバコのポイ捨ては良くないと思う人は、圧倒的多数を占めると思いますが、しかしなぜ、街にはタバコの吸い殻がこんなにも落ちているのでしょうか?

 

それは、一定数でタバコのポイ捨てを悪いと感じていない人がいるからです。

 

なぜ、タバコのポイ捨てをしてしまうのでしょうか?

タバコのポイ捨てをする人たちの立場になって考えてみた時、どういった事が考えられるのでしょうか?

この考察こそが、物事をフラットに見る時に必要な思考です。

 

ゴミなども含め、平気でポイ捨てする人たちは、普段からゴミをポイ捨てするのと同じような扱いをその人も受けているような気がします。

 

人は、自分で自分の在り方を決めれます。

 

なので、普段の扱われ方が自分の在り方に影響しますし、過去経験したことや出会ってきた人の影響もあるはずです。

周りの人がポイ捨てを当たり前のようにしていたら、その人も当たり前のようにポイ捨てをする人間になるでしょう。なので、この人自身がそうなりたくてなったのではなくその選択をせざるおえない環境にいた事も要因の一つだと思います。

 

そして、ポイ捨てをする人たちに共通している事は、周りの人からの思いやりの気持ちを素直に受け取る事ができておらず、心が欠乏感に支配されており、そういった行動を無意識でしてしまっているように思います。

いってしまえば、人の優しさや温もりが不足している状態で、心の貧しさがそういった行動につながってしまっているのだと推測します。

 

そして、僕の出来る事は何かというと、そのポイ捨てをした人から学ぶことです。

 

まずは、物事をフラットに見るため、嫌悪感というマイナスの感情を自分自身が纏うのではなく、自分は普段から周りの人に親切に出来ているかや人に対し思いやりの気持ちを持って接する事ができているのかなどと自分事として捉えるようにします。

 

他人を変える事を考えるのではなく、自分が変わる、自分を変える事を考えるのが、物事や人を判断しないフラットに見る一番の方法です。

 

このような捉え方が自然と出来るようになると物事や人に対して、良い悪いの判断を下し、マイナスの感情を抱く事による、エネルギーの無駄な消費を抑えられます。

 

そして、五感から得た情報に対し、自分が今できる事は何かや自分がそこから学べる事は無いかなど、自分にとってのメリットを考える思考に移行できるようになります。

 

この思考法が身に付くと、物事や人に対する判断を下すことは少なくなり、今、自分は何ができるのか、その事象から何を学び、得る事ができるのかという考え方に至ります。

そして、私たち人間の持つプラスの感情エネルギーは、何かを生み出す創造性を発揮するためのエネルギーに変換されます。

 

僕自身も、今現在、この思考法を意識的に実践している段階で、中々上手くはいっていません。という事は、今まで、それだけ多くの判断を下してきたという事だと思います。

しかし、この思考法が身に付けば、物事をもっとフラットに見る事ができ、自分の感情の波がもっと穏やかになり精神的に安定した人間になれます。

そして、それだけでなく相手の立場になって考え、自分ができる事は何かと考える創造性と知性も同時に磨かれます。

 

自分の感情をコントロールし、常にプラスの感情エネルギーを生み出す人間になるためには、まずは自分の思考法を見つめ直し、常に改善し続ける必要があると思います。

 

それが無意識でできるようになった時、より自分らしく居られるようになるのだと思います。