人から選ばれる人になるために必要なこととは。

毎日Blog、22日目の更新。

 

昨日、結婚相談所開業に向けての研修に参加してきました。

内容は集客の方法についてでした。

 

開業して最初の壁が、会員様に入会していただくことです。

全くゼロからのスタートで、なんのあてもないので、僕の中で集客が一番の不安要素になってます。

色々な宣伝方法がある中で、一番効果的な集客方法が、「口コミ」です。

 

日本には、およそ4,000社程の結婚相談所があり、入会意思のある方は、その中から自分に合う結婚相談所を選ばなければなりませ。

そして、自分の選んだ結婚相談所次第で、これから出会うであろう相手も変わってきますし、成婚できる確率も各相談所の仲人の力量によって変わってくると思うと、中々、自分ひとりでは決めきれないと思います。

そこで、親や知人、会社の上司、同僚などに相談し紹介やおススメをしてもらいます。

 

その紹介やおススメにより、選択肢が狭まることで選びやすくなり、その中から自分に合いそうな相談所を選びます。

何を選ぶにおいても、選択肢が多すぎると、自分に合うのはどれなのか、あと、選択に失敗したらどうしようという迷いが生じ、選ぶことに疲れたり、面倒になったりして、結局、なにも選択せず止めてしまうというのはよくあることです。

相談所に入会したい気持ちがあるができない人は、そういった心理が働いているように思います。

なので、そういった方には、他者からの助言が必要になります。

それが「口コミ」です。

 

そしてこの研修の中で、僕なりの気付きを得る事ができました。

ひとつめは、

ビジョンと情熱を持ち、それを誰かに伝える。

会員様が結婚相談所を選ぶ決め手になる、大きな要因のひとつが、信頼できるかどうかです。

ぼく自身の経験上、高価な買い物などをする時は、その商品が必要かそうでないのかの選択肢だけでなく、この人から商品を買いたいかどうかも選択基準のひとつとして重要視しています。

僕が、買いたくないなと思う人は、商品のメリットばかりを一方的に伝え、なんとか買わそうという接客をする人です。

いうなれば、自分のことしか考えていない人です。そういった人からは、いくらいい商品と分かっていても、なんだか気持ちが購入に向きません。

逆に、商品の良さを伝えつつも、僕のニーズに適しているかどうかを判断し、自分に最適な商品を一緒に考えて提案してくれる方からの購入はとても満足できますし、記憶に残ります。そういった方はやはり知識が豊富で、普段から商品に関する知識を積極的に学び、そしていつも、お客様の声にしっかり耳を傾けている様子が伺えます。

やはり、高額な商品ほど、売り手の方に対する信頼感が購入の決め手になります。

そして、そういった方に共通している事は、自分のビジョンを持ち、自分の仕事に対し日々情熱を注いでいるのだと思います。それが、お客様へ伝わり商品の購入へとつながっていきます。そしてその商品の購入に満足したお客様が、口コミで違う誰かにその商品とその商品を販売した売り手の方の事を一緒に伝えると思います。

今の時代、モノが溢れており、品質やサービスでの差別化は難しくなってきています。そのため、お客様が商品を買う判断基準に、この人から商品を買いたいかどうかという事にも焦点が当たります。

お客様の満足度の指標は、商品に対する満足度だけでなく、あの人から商品を購入できたという事も大切な要素になってきています。むしろモノ買うより、誰から買うかの方が重要になってきている様な気もします。

 

ふたつめは、

情報を蓄え、知識を深める努力をする。

 

上記の様にビジョンを持ち、情熱を注げる人物になるためには、目的地を決めるための情報と、情熱の燃料となる知識が必要になります。

車に例えると、ビジョンがカーナビ、情熱が燃料、そして情報はカーナビの目的地を決めるのに必要で、知識は燃料(情熱)の様な役割りだと思います。

情報があり、目的地が決まっていたとしても、情熱(燃料)がないとその場から動けずなにも変わりません。

逆に、知識があり情熱(燃料)があったとしても、どこに行きたいのか目的地が決まっていなければ、動きだすことができません。もし目的地を決めないまま動き出したとしても、無駄に燃料を消費、燃料が少なくなってくると段々と不安になり、結局、元いた場所へと戻ってきてしまいます。

 

情報と知識は、鮮度が大切です。常に新鮮であることが大切です。

もしも10年前の情報まま、カーナビで道を検索すると、最短距離で行けなかったりもしかしたら通行止めの道もあったりするかもしれません。

そして燃料も古いとエンジンがかからなかったり、故障の原因になるかもしれません。

なので、情報と知識は常にアップデートし、新鮮な状態を保ち続けることが重要です。それができていれば、目的地に向け安心安全に進んでいけます。

 

自分に必要な情報を仕入れるには、まず自分の興味のある分野の情報を、片っ端から本やインターネット、あとその事に詳しい人などを通じて収集します。

常に情報収集の習慣を持つことで、今の時代のニーズや変化を読み取ることができるようになり、自分のこれから目指す場所(目的地)が見えてきます。

 

そして知識は、知っている情報や自身の経験から導き出した自分なりの答えの事です。

 

多くの情報をINPUT⇒情報を思考する⇒自分なりの考えをOUTPUT

 

このプロセスを繰り返し、常に自分の答えをアップデートすることで、知識は深まりそれが情熱へとつながり行動が変化していくのです。

 

今の世の中、情報が多くありすぎて、自分にはどの情報が必要なのか分からない人が多くいるように思います。

まずは、多くの情報に触れ、自分が夢中になれたり、面白いなと思える感覚を情報の取捨選択するときの最優先におき、常に自分の感度を磨き続ける必要があります。

そして、なにより重要なのが、OUTPUTすることです。

自分の考えに正解はいりません。

合っているどうかを気にしていると自分の考えを正しく表現できません。

最初は勇気がいるかと思いますが、自分が素直に思った感想や自分の考え導きだした答えを人に伝える事で、そこに共感性が生れ、より知識の深まりが感じられるコミュニケーションが図れたり、新たな情報を得ることにもつながります。

 

これらの習慣を身に付け日々実践することで、ひとから選ばれる人のなれると思っています。

僕も今日からこの考えを日常に意識的に取り込み、自己変革につなげていきたいと思います。