執着心が期待を生み、期待を確信に変える努力をすることで、人は自信を手にすることができる。

 

毎日Blog、51日目の更新。

 

自分の未来なんて、誰にもわからない。

 

もし自分の未来、何が起こるか分かっていたら生きる事がつまらなくなりそう。

 

何が起こるか分からない。本当に分からない。だから面白い。

 

そして、自分で行動しなければ何も起らない。

 

家にこもってじっとしていても、何も起こらない。

その場所から動かなければ、何も起こらない。

 

何かが起きる時は、自分から行動した時である。

自分から行動することで、その行動に対して何かしらの現象が現れる。

 

ランニングをすることで、汗が出て身体が疲れるという現象が起こる。そして同時に爽快感と達成感も味わえる。

ランニングという行動を起こすだけで、これだけの現象が起こるのである。

 

そしてその現象は、自分の思った通りになるものもあれば、それ通りにならないものもある。

むしろ、思い通りにならない事の方が多い。

 

ランニングを初めてする時、自分がどのような状態になるのか分からない時、想像よりも汗をかいたり、思っていたよりすぐに息が切れたり、ランニングシューズが足に合っていなかったりと、自分が期待していた軽やかにランニングをしている姿とはかけ離れた現象が起こるはずである。

何度もランニングを経験している人は、何が起こるか分かるので、自分の身体に適した格好と自分が快適に走れる距離を走ることができる。

 

僕の経験上、こうなったらいいなと期待を持ってしまっている事に関しては、その通りにならないケースが多い。逆に期待ではなく、こうすればこうなるという確信を持っていることは、その通りになりやすい。

 

期待するとは、それに対して執着しているという事である。

執着心は、そのことや人に対して依存をしている状態であり、人が何かに依存している状態の時、その依存先から自分の期待する結果は望めない。

 

依存の状態とは、何かからエネルギーを奪っている状態の事で、特に人はエネルギーを奪おうとする人を避けたり、奪われないように抵抗する。

エネルギーを奪われる状態とは、その人に対し嫌悪感や恐怖感などのマイナス感情を抱く状態のことです。

 

このマイナス感情の状態の人に対し、自分が何かを期待して、伝えたりアプローチしても自分の期待通りの結果は得られません。

どうすればいいかというと、相手に対する執着心から生まれる期待の気持ちを確信に変えなければなりません。

 

期待とは、こうなってくれればいいなという気持ちのこと。ある意味、自分に自信の無く相手の変化に依存している状態。

確信とは、こうすればこうなるという気持ちのこと。ある意味、自信があり、自分がどのように変化するかを考え、自分が変わろうとする自立の状態。

 

何が起こるか分からないと思っている状態は、まだそれに対して自信がなく自分が変化していない状態。

この状態から、自信のある状態にするには、徹底的にそれについて調べたり、経験を積んだり、準備をすることで自分の状態は変化させます。

 

受験に受かればいいなと思っている状態では、受かりません。

この大学なら受かるという確信に変わるまで、徹底的に勉強しなければなりません。

 

何事においても自信が無い状態では、自分の思い通りの結果を得る事は、ほぼ不可能です。

自信がある状態にまで、自分のできる事、すべき事をやり抜き、これ以上はもうできないと思えるところまで到達した時、自分はできるという自信が持て、思い通りの結果を得る事ができる。

 

その時には、こうなればいいなという期待感はなくなっており、いつの間にかそれが、確信に変わっている。

その状態まで行くプロセスの中で、人は様々な経験を積み成長するのだと思う。

 

まずは自分の執着心に気付き、それに対して徹底的に追求し、行動を起こし、学ぶことで期待が確信へと昇華されるのである。